2013年6月27日木曜日

スウェーデン環境デザイン 記事一覧



スウェーデンの環境デザインについての、記事一覧です。
青字部分をクリックして頂きますと、それぞれの記事へつながります。

自然環境の整備
・自然享受権(アレマンスレット) 1
・水辺の保全 1
・川 1
・湖水浴場 1
・レジャーの森 1
・野外活動の場所に木製設備 1
・冬の湖、川 12

子供の環境・学校環境
Förskolan(就学前学校)のブログ上表記 1
・小学校・中学校 12345
・幼稚園 12
・森のムッレ保育園 12
・森のムッレ教室123456
・森のムッレ保育園の園庭 12 ,3456
野外保育園(ムッレ保育園)と一般の保育園における園庭の比較研究 12345
・小さな園庭でも 12
・シュタイナー教育の学校 12345
・アウトドアの日 123
・遊び場 森の道 1
・子供の遊び場 問題点 1
・ひと味違う公園 1
・大きい子も小さい子も 1
・家の周りで駆け回る 1
・林が面白い 1
・住宅地内の遊び場 1

・市民農園 12345
・森の家 123
・つながった庭 12
・墓地 12
・柵 1

住宅地の環境整備
・住宅地のつくり 12345
・車道環境 12
・住宅地内の遊び場 1

高齢者の環境
・高齢者施設 1234567

身体障害者の環境
・車いす用釣り場 1
・屋外のトイレ 1

持続可能な発展のための交通
・持続可能な移動 1
・歩行者自転車専用道路 12
・日常の場の配置 12345
・車道環境 1234
・移動環境 日本ウメオ
・バス 1
・自転車バロメーター 1
・川 1
・子供乗せリアカー 1

地域暖房
・熱システム 12
・暖房 1

自然を楽しむ暮らし方
・友人のサマーハウス 12456
・別荘 123
・水上サウナ 1
・湖水浴 1
・湖畔のコンサート 123
・収穫の秋 12
・湖畔の公園 1
・満天の星 1

豊かな暮らしとは?
・友人のサマーハウス 家の歴史 1
・ある大工の家 周辺環境 1
・スウェーデンと日本 自然との関わり 1
・灯りと暮らし 1
・父母子 1
・自分で作る 1
・森の家の暮らし 

サーミ(北スウェーデンの少数民族)
・サーミの家 1
・サーミの教会 1
・2014欧州文化首都 1


・キッチン 1
・窓 1
・暖房 1
・愛すべき家具 1
・森の家 1
・陽を楽しむ場所 1
・赤い家 123

公共施設の建物
・ウメオ市庁舎 1
・ウメオ大学 1
・ストックホルム市立図書館 1
・地域診療所 1
・椅子 1

リサイクル
・リサイクルゴミ 12
・缶、瓶、PETのリサイクル 1

2012年9月28日金曜日

ブログを移転しました

みなさま

これまでブログを見に来てくださり、本当にありがとうございました。

見に来て下さった皆さまの存在があったからこそ、私は 屋外環境づくりへの想いを育み続けて来れました。


我が家は8月末に、千葉県君津市へ引っ越しました。
(夫の転職のためです。)

と同時に、
見習いをさせて頂いていたガーデンデザイナーの方の元に通うことはできなくなりました。
師匠のHP:ガーデン工房 ふり〜ふ


私は これから、
自然とつながり 子どもたちが のびやかに遊び 学び 創造してゆけるような、保育園幼稚園・小学校の庭づくり
を専門に仕事をしてゆこうと思います。(師匠の助言をあおぎながら^^)


スウェーデンからの帰国後一年半 庭づくりの見習いをし、庭が私たちの暮らしや心に与えてくれるものの大きさに触れ、心を動かされたこと。

また、自然を愛し すべての人にとっての暮らし良さを考えるスウェーデンと、帰国後の日本において、自分の子どもを通して体験し 感じ 考え続けてきたこと。
「子どもにとって良い環境って どんな環境だろう?」
「これからの未来を切り開いて行く子どもたちに、私たち大人があげられるものは何だろう?」


こうした私自身の流れの中で、今後取り組んで行く事として 私が今出している答えは、

“子どもたちにとって 日々の暮らしの中で大切な場所である、園庭校庭の環境を、自然を活かして より良くして行くこと”

です。


今までは、学生気分・子育て気分のまま 環境づくりに向き合ってきましたが、
これからは仕事として、しっかり行動に移して 向き合ってゆきたいと思います。

不安もあるけれど、今この仕事を始めないと一生後悔するので、始めようと思います。
そして なにより、不安以上に わくわくした気持ちで一杯です。



ブログも今後、園庭校庭づくりに特化させて書いてゆこうと思います。

また、仕事の上でより使いやすいよう、 別のブログサービスで書いてゆくことにしました。

新しいブログはこちらです。
自然とつながる園庭校庭づくり+環境教育 〜庭は遊びと学びと創造の宝箱〜」http://ameblo.jp/hagukumino-niwa/


今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

石田佳織

2012年7月3日火曜日

お休みします

これまでこのブログを読んで下さったみなさま へ


しばらくブログをお休みします。


これまで、スウェーデンの環境や暮らしを中心に書いてきましたが、帰国しガーデンデザイナーの方の元で見習いをする中で庭づくりへの想いが高まり、今後自分がしていきたい仕事もぼんやりとですが見えてきました。

それは、保育園幼稚園の園庭や小学校の庭を子どもたちと一緒に創っていくことです。
(そしていつかは、みんなで地域の中のいろんな場所を創って行きたい。)



スウェーデンで子どもの屋外環境、中でも園庭校庭環境の良さを体験し、そこでのびやかに暮らす子どもたちの様子を見、私の中で子どもの環境について一本の軸が出来ました。
そして、このブログでも触れた 環境教育を取り入れた野外保育園や 子どもの創造を大切にしたシュタイナー学校の庭を体験し、園庭校庭が ”遊び”や”運動”だけでなく、”学び”と”創造”の場となることを知りました。
園庭校庭は子どもたちが ”暮らす”場であり、居心地の良さを考慮することの大切さにも気付かされました。
(ブログタイトル下にある「スウェーデン環境デザイン目次」をクリックして頂くと、「子どもの環境、学校環境」の中に今までの記事をまとめています。)


日本ではまだまだ、”園庭校庭は運動のための場所”という考え方が主流です。
園庭校庭での子どもたちの様子を見ていても、その創造性やのびやかさの違いは目に見えて分かります。
そして第一に、一日の中で一定の時間を過ごす園庭校庭が ここまで心地良さのない環境で良いのだろうか…そんな疑問が頭を掛け回ります。隅に生えた雑草まで抜かれてしまう整然とした校庭も、今や当たり前のようです。


この一年 庭づくりを学びながら、庭が人の心に深く入ってゆくこと、庭づくりの中には日本の文化や知恵が詰め込まれていることを実感してきました。
そして、心地良い庭には人が集い、会話が生まれること。

また、我が家で畑を作りながら、育てることと食がつながる楽しさを感じました。
庭や畑で様々な生き物がつながって生きている様子を目にしては、自分が地球の一部である事やこんなに様々な生き物を育む大地の豊かさを感じ、幸せな気持ちになりました。

羽根木プレーバーク(冒険遊び場)、『もうひとつの学校(新評論)』という昭和中期の子どもたちの遊びの風景を写した本との出会いは、環境と子どもの可能性を 改めて考えさせてくれました。
子どもたち自身が責任を持って自由に遊ぶ様は、私が想定していた以上に大胆で機知に富んでいました。身体と頭をめいっぱい動かして遊ぶ面白さ、難しい事に挑戦する時に感情を大きく揺れ動かして集中して向き合う様…。子どもの可能性がこんなにも大きいのか、環境しだいで子どもの可能性がこんなに引き出されるのかと、心が震えました。


庭には可能性が溢れています。
園や学校での生活がもっともっと豊かになるような庭を、子どもたちと一緒に創っていきたい。
子どもたちがのびのびと遊び、学び、創っていく庭。
地域の人が集い子どもたちを見守りながら、子どもたちと一緒に楽しんでゆけるような庭。

心を育み、人や地域とのつながりを育み、自然との関わりを育んでいける庭。


私は、この夏に今住んでいる場所を離れることになり、庭の師匠の元に毎日通うことは出来なくなります。
庭づくりの世界にほんの一足踏み入れただけの段階ですが、勉強を重ねながら今の自分に出来ることから始めて行こうと思います。



ブログは私にとって、日々の中で環境づくりを意識して考えさせてくれる大切な道具です。そして、より良い環境づくりを願いながら社会へメッセージを発するためのパートナーです。
ブログはこれから先もずっと続けていきたいと思います。

ただ、仕事として環境づくりを考え始めた今、これまでのブログの書き方に行き詰まりを感じています。

現在、園庭校庭づくり・子どもが主体の庭づくりのHPを作っており、ブログもそちらの方で書いていく予定です。
HPが出来ましたらこのブログでお知らせしますので、ひき続きご覧頂ければ幸いです。


最後に。
これまで、このブログを見に来て頂き、本当にありがとうございました。
大好きな環境設計の仕事から離れてスウェーデンに行き、言葉も分からず、その分野の人とのつながりも無くてもどかしい思いだった中、このブログでスウェーデンの環境について書いて来れたからこそ、心を保って来れました。
そして、ブログを見に来て下さる皆様がいて下さったからこそ、ここまで続けて来れました。
心から感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
石田佳織




2012年6月14日木曜日

土の再生 6 花の種を撒く

〜土の再生 1234, 5 の続き〜

資材置き場として使われて固くなっていた土も天地返し・施肥・耕耘を経て、植物を育む環境が整った。
そしてついに 花の種を撒く

今回撒くのは、60種類以上の草花。



約1200㎡の広い土地に立ち、ぱらぱらと種を撒き歩いていると、
まるでミレーやゴッホの「種を撒く人」のような気持ちになってくる。
ゴッホ『種まく人』

雑草すら少なかった土地に命を撒いている事に幸せを感じ、
そして この場所がどんな風になっていくのかを想像するだけで希望がわき出してくる

今回の花畑化を、私の師匠は「大地に色を付ける」と言う。
そして、「季節を経て年を経て、変わりゆく見え方を楽しめるように」と。
(師匠のHPは、こちら。)


種を撒いてから10日程すると 芽が出て来た。

奥に見える大山に向けて 花畑の真ん中を抜ける クローバーの道。
(大山:丹沢の山々とともに丹沢大山国立公園に属し、この辺りに住む人たちにとって思い入れのある山。)

1ヶ月経った今。

日々植物が育っていく様が愛おしく、元気づけられる。

2012年6月10日日曜日

土の再生 5 入口の林

~土の再生 123, 4 の続き~


「土の再生 4 木を植える」で書いた入口付近の林は、
様々な植物が植えられ、今はこんな風になっている。

植物たちが日々 多様な表情を見せてくれる。

入口から花畑予定地に向かう景色。