2007年10月30日火曜日

サマータイムも終わって


 私は週末ストックホルムに旅行に行ってきた。で、帰ってきてみると、この暗さ。夕方4時です。
 28日(日)にサマータイムが終わり、生活時間が1時間遅くなったこと、ウメオとストックホルムじゃ日照時間が違うこと。分かっていたけど、驚いた。心細いようなドキドキするような、そんな気持ちになった。
 保育所では、みんな蛍光色のベストを着て、薄暗い中外で遊んでいた。誰が誰だか分からない。こうなっても、外遊びをするのかぁ。不思議な世界。何となくいつもより子どもたちはテンションが高い。でも、帰り道はうちの子も友達もぐったり疲れていた。

墓地






 墓地に行ってきた。
 ここは住宅街の奥の方にあったのだけど、敷地内の木々も大きく育ち一方向が森になっていることで墓地全体が森の中にあるような感じがした。落ち葉が舞い、静かで、散歩道としても気持ちいい。
 お墓や木々の並びなどは、最近日本で増えてきている洋風霊園とかなり似ていた(日本がそのまま真似したんだろうけど)。でも、ここの墓地では日本の悠風霊園とは違っていた。ひとつひとつのお墓の前が小さな小さな庭のように飾られていること、墓石自体もそれぞれで少しずつ形も違うし彫刻が様々に施され飾られていること。生きている人と死んだ人の思いが表現されていて、本当に素敵な墓地だった。

2007年10月5日金曜日

遊歩道


 この国は自動車道とは別に歩行者や自転車のために道がつくられている。たいていの遊歩道は林の中を通してあり、気持ちがよい。今は紅葉の季節。陽を受けて、楓や樺の黄色や赤が輝く。日本の樹は小さいし葉も小さいから、紅葉は繊細。こっちは樹のボリュームも大きいし葉も大きいからダイナミック。身体中が黄色と赤に包み込まれてしまう。

スウェーデン語の学校


 私は今スウェーデン語の学校に通っています。

 “移民のための”学校だけあって、みないろんな国から来ている。アフリカ、中東、アジア・・・。授業中も、先生の言う事に相づちを打ちってよく反応するし、自信満々に発言する。「みんなよく分かっているなぁ。」と思っていると・・・(ちなみに、私は先生の言う事の半分くらいしか理解できていない)。私の感心が覆されるようなことを、よくしてくれる。

 今日も、先生がスウェーデンの買い物事情をぺらぺらっと話し、「???」となっている私を置いて、みな「うんうん」うなづいていた。その直後、けっこうスウェーデン語を分かっていると思われる人が「黒板に来週の月曜について書いてあるけど、何なの?」と質問。
 『おい!!それ、昨日先生が月曜は休みって言ったやん!』しかも、私にもしっかり分かるくらいゆっくりと繰り返して。後から後から同じような質問。
 よく分からない。この人たちは人の話をきちんと聞いとるんかい?
本当に分からない。自信満々に私に教えてくれたりするのに、後で調べると間違っている事が多々。

 日本人って謙虚すぎなんかな?