2008年5月31日土曜日

林が面白い

 住宅地のすぐ近くに林はあるのだけど、その林がとても面白い。特に地面が面白い。

 木の根もぼこぼこ。ブルーベリーやリンゴンベリーが足元で茂る。あの大きなマツやトウヒの稚樹がこんなにかわいらしいなんて。


 地被類も何種類も生えている。踏み心地もいろいろ。ザクザク、ジャリジャリ、ふわふわ。



 地面は氷河で削られたため土が少なく岩がぼこぼこと地表に出ている。地面全体がでこ・ぼこ。



 もちろん林の中には、鳥も虫もたくさん。

 なんて面白いんだろう。身体を使う遊び場としても、頭を使う遊び場としても。
 遊具だけの公園でなく、この身近な林を活かした遊び場を作れば素敵だろうなぁ。

2008年5月30日金曜日

つながった庭

複数の戸が横に並ぶタイプの集合住宅では、植木などで境界を標す程度で庭が連続しているものが多い。


友好な隣人関係を結ぶのにいい。
庭を通して、お隣さんのところへちょっと遊びに行ったり。

住宅地内の遊び場

アパートを中心とした住宅地では、
4つの建物が四角を形成するように並び、
その真ん中に子どもの遊び場や芝生の広場が作られているものが多い。

子どもにとって、なんて安心で安全なんだろう。
親もすぐ目が届く。地域で見守る。

自分で作る

 スウェーデン人は、自分たちで家をリフォームしたり庭をつくるのが当たり前のようだ。


 デッキを作っています。

 同じフラットの中でもいろんな庭。家、そして街並はこうあるべきだなぁと思う。住む人が作り出して行く。

陽を楽しむ場所

この辺りの住宅は1戸が横に並ぶフラットタイプが多い。
これらの家にとって、ちょっとした庭とデッキは重要な要素。


上の家の庭は3m×5m程の広さ。敷地が小さくても庭のスペースがとってある。そして、小さな庭であってもデッキと芝生は欠かせない。
というのも、暗く寒い冬のあいだ太陽を切望してきたこの国の人たちにとって、日光浴できる場所はとても大切。週末にもなると、屋外スペースで食事したり読書、お茶する姿を本当によく目にする。
 
こういったサンルームを付けた家も多い。

ベランダも人気。中高層のアパートだとかなりの率でついている。
ベランダとデッキが組み合わされた凸凹した景観が面白い。デッキやベランダの柵も家ごとに個性があり、見ていて楽しい。

2008年5月20日火曜日

広告


 こちらの広告は、広告の無駄使いじゃないかと思うくらい。
 
 商品の写真は必要以上にドアップ。値段表示もやたらと大きい。空白も無意味に多い。
 写真の広告なんて、30cm×40cmの中に3種類のリンゴの情報のみ。(写真右のペンは長さ15cm)ちなみに、多くの広告は冊子状。

 メインのスーパーは2つの会社しかなく、売り手も買い手も余裕があるのか、日本が節約に熱心すぎるのか。

2008年5月19日月曜日

四季折々

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 月ごとに自然の中で子どもが遊んでいるランチョンマットを見つけた。季節ごとの子どもの遊びの絵は日本にもあるけど、現役の光景ではなくなりつつあるだろう。ウメオでは、これらの絵は暮らしそのもの。
 目にする草花や鳥は季節ごとに移り変わり、子どもたちの遊びも変わって行く。1月2月はソリをし、3月4月は雪解け水で遊び、7月には湖にこぞって行く。8月になるとベリー摘み。そして9月10月には家々の庭でりんごがなる。そして紅葉。11月12月は日照時間が短く室内遊び。
 これらすべてが、ごく身近な所で体験できる。湖と森の多い地理的条件とそれを残した都市計画がよかったのかな。

2008年5月11日日曜日

お昼寝


 保育所によっては、ベビーカーでお昼寝をさせる所もある。

 こんな光景になります。ちょっと面白い。

えらいものを見てしまった


 うちの住宅街は大学生が多く住んでいる。週末の夜は広場でBBQしながらワイワイ。以前にも、ゴミ捨てマナーについて書いたが、今朝外に出て、たまげた。ここまで散らかせるとは!!

 夕方にはきれいに片付けられていたが、本人がしたのか、業者がしたのか・・・?

BBQ




 みんなBBQが大好き。雪が溶けると、どこのスーパーでもBBQグッズを売り出し、週末ともなれば至る所でBBQしているのを見かける。そしてほとんどの家庭にBBQ台があるよう。
 こんな具合だから、もちろん、住宅地の広場にも湖の畔にもたくさんBBQ台がある。

 BBQに使う枝だってそこら中に落ちている。林が身近にあるこの地域ならではの文化。

 2つめの写真は木の幹で枠取りしコンクリートを流し込んで作られたと思われる、BBQ台。地域性のあるBBQ台なんて、なかなか素敵。

2008年5月2日金曜日

FACE PAINTING


 子どもたちは、フェイスペインティングが大好き。保育園でも週に1回は必ず見かける。ちょっとしたイベントでは、必ずコーナーがある。

 先日行ったお祭りでも、小さなコーナーに10mの列。こんなに人気なのか・・・。そして、パンフレットまであるのか・・・。

 ちなみに、遠目で見るといろんな絵がありカラフルで素敵だけど、近くで見ると絵が荒く、繊細な絵に慣れた日本人ならがっくりしがち。

子ども乗せリアカー


 これは、自転車で引っ張る「子ども乗せリアカー」のようなものです。

 こどもが2人以上いる家庭では、必需品。写真のものは、流通しているものの中ではかなりの高級品で、車輪を外してソリに付け替えて引き手がスキーをしたり、引き手がリュック上の道具をつけてジョギングしたりトレッキングできる、驚きの品物。

 画面奥側のシートは乳児用。

2人乗り



 雪が解け三輪車が解禁になり、保育園ではこの時期、三輪車が大人気。渋滞有り、暴走有り。

 この三輪車、2人乗り(後ろに4人座れる物も)と牽引車がほとんどなのだが、なかなか優れている。まず第一に、子ども同士のコミュニケーションの促進。「後ろ乗る?」「乗せて」という風に。そして、力を合わせる精神をやしなう。行き先も乗っている者たちで話し合い、障害物に出くわした時には、協力して進んでいく。

 ただただ漕いで楽しむより、実りが多そう。