2008年10月9日木曜日

Koloniträdgården1

スウェーデンの市民農園は、Koloniträdgården(koloni: summer camp, träd: tree, gården: garden)という。
略してコロニー

ストックホルムには、コロニー地区が街に点在する。
ひとつの地区の大きさは100m×50m程。
地区内は分割され、市民に貸し出される。


各コロニーは小屋を持っている。これが、日本との違いを考える鍵。
この小屋は、基本的な生活ができるだけの「小さな家」といった感じで、キッチン、テーブルと椅子、人によってはベット、が置かれている。この小さな家の周りに、木々や草花、野菜が育てられている。


家や庭を手入れをし、収穫物を食べ、お茶をし、余暇を過ごす。
「農の生活」そのものを楽しんでいる。
日本の市民農園では、野菜の世話と収穫だけだろう。

そう、このコロニー地区のそばにはマンションが建っていて、コロニー所有者多くがそのマンションに住んでいる。
平日や冬の間はマンションで暮らし、週末なるとコロニーで過ごす。

都会の便利さと農の楽しさと。

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