2008年11月23日日曜日

地域診療所

急を要する病気や重い病気でない場合、病院には行かない。
まずは、地域診療所、Vårdcentral(vård=care)へ。
Vårdcentralはいくつかの住宅地ごとにあり、病院は県に数個。どちらも公立。

多くのVårdcentralが予約制
予約の電話は朝の決まった時間しかつながらないため、不自由もある。
逆に、自分で病状の様子を見れたり、不必要に病院にかからなくなる、という良い点も。

診療所には、内科の他に産婦人科、小児科がある。
産婦人科と小児科は助産師と保健師による検診が中心で、小児科には月に数回医者が来る。

写真は、私の通うVårdcentral。
2階建ての低層。外観も内装もれんが造り。
温かみがあり、親しみの持てる建物


2008年11月17日月曜日

10月末に雪が降ってから、2度目の雪が降った。
今回はしっかり積もり、辺り一面真っ白。

本格的な冬が始まる。

2008年11月13日木曜日

いす

公共の場の椅子は特に、魅力的なデザインのものが多い。

この椅子は、大学の学食横の何気ないスペースに置いてある。
私の周辺で最もお気に入りの椅子。
・ちょっとした力で、しばらく回転。子どもも喜ぶ。場にも動きが。
・いろんな形で座れる。高い方の台を背もたれにしたり、肘掛けにしたり、机にしたり。
・いくつか並べると、人と人のいろんな関係が生まれそうだ。


素敵な椅子は、公共の場を魅力的に。

スウェーデン・リース

クリスマスリースにも、地域性が出る。

飾られるているのは、アカマツやトウヒの松ぼっくりやCallunaという花、地衣類、そしてきのこなど、森で見られるもの。

面白いのが、シナモンスティック。
スウェーデン人はシナモンが大好き。
特に、クリスマスにはシナモンのきいた食べ物や飲み物を飲む。
シナモンとクリスマスは何か関係があるのかな?

2008年11月5日水曜日

日の入り

15時30分。
空が真っ赤に染まる。

家々には灯りがつき出し、帰ってくる人を迎える。


外が暗くなってくると、出かける気もなくなり、
家で長い夜をゆったりと過ごす。

2008年11月2日日曜日

森の幼稚園2 コウサツ

1)好奇心と集中力
園の外に出、自然の中を散策する事は、子どもたちの好奇心を常に刺激し、集中力を持続させるようだ。
どの子も、次から次へと新しい発見をし、先生に知らせに来たり問いかけていた。
だれて先生を困らせたり、長引く喧嘩もなかった。

2)誘導する人
子どもたちを自然遊びに導く人の存在が重要なようだ。
私の子の通う幼稚園にも森があるが、森で遊ぶ子は少ない。
たいてい、遊具や砂場で遊ぶか、三輪車に乗っている。もったいないなぁと思う。
自然は遊び場として魅力的だが、遊び方を知らない子どもたちだけでは難しいのだろう。
先生曰く、子どもの問いかけから先生自身も勉強し、お互いに学び合っていくそう。

3)世界を見つめる
子どもたちは、毎日毎年、同じ所を散策する。
日々の変化や四季の移ろい、年を経ての変化を見つめていく。
そうする中で、自分たちの暮らす地域や世界に本当に親しんでいくのだろう。

4)地域へ広がる
地域の人たちと関わりながら散策すれば、より面白くなりそうだ。
例えば、かつて自然の中で遊んだであろうおじいさんおばあさんと一緒に散策するとか。
近所の牧場や農地を訪れるとか。
子どもの暮らしが、地域へ広がり、人がつながっていく
きっと、地域についてもみなで考えていけるだろう。

おまけ
森の幼稚園の子どもたちの描く色は、こんなにも柔らかい色だった。
私の子の幼稚園では、原色しか見た事がなかった。
私たちが暮らす環境は、こういう所にも影響を与えるのだろうか。