2008年11月2日日曜日

森の幼稚園2 コウサツ

1)好奇心と集中力
園の外に出、自然の中を散策する事は、子どもたちの好奇心を常に刺激し、集中力を持続させるようだ。
どの子も、次から次へと新しい発見をし、先生に知らせに来たり問いかけていた。
だれて先生を困らせたり、長引く喧嘩もなかった。

2)誘導する人
子どもたちを自然遊びに導く人の存在が重要なようだ。
私の子の通う幼稚園にも森があるが、森で遊ぶ子は少ない。
たいてい、遊具や砂場で遊ぶか、三輪車に乗っている。もったいないなぁと思う。
自然は遊び場として魅力的だが、遊び方を知らない子どもたちだけでは難しいのだろう。
先生曰く、子どもの問いかけから先生自身も勉強し、お互いに学び合っていくそう。

3)世界を見つめる
子どもたちは、毎日毎年、同じ所を散策する。
日々の変化や四季の移ろい、年を経ての変化を見つめていく。
そうする中で、自分たちの暮らす地域や世界に本当に親しんでいくのだろう。

4)地域へ広がる
地域の人たちと関わりながら散策すれば、より面白くなりそうだ。
例えば、かつて自然の中で遊んだであろうおじいさんおばあさんと一緒に散策するとか。
近所の牧場や農地を訪れるとか。
子どもの暮らしが、地域へ広がり、人がつながっていく
きっと、地域についてもみなで考えていけるだろう。

おまけ
森の幼稚園の子どもたちの描く色は、こんなにも柔らかい色だった。
私の子の幼稚園では、原色しか見た事がなかった。
私たちが暮らす環境は、こういう所にも影響を与えるのだろうか。

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