ウメオ市庁舎(Stadshus)に行ってきた。
ロビー。
お金を無駄にかけていない印象を受ける。
でも、照明が華やかで、インテリアに木材が使ってあるから、貧相な感じがしない。
驚いたのは、職場環境。
特に最上階は、太陽光をよく取り入れた設計で、とりわけ良い環境だった。
通路を挟んで左右が、各職員の部屋。
職員の部屋。
スウェーデンでは、多くの場合、個室か少人数の部屋で仕事をする。
ここの部屋は、窓を形良く大きく取ってあり、気持ち良さそうだった。
木枠とガラスの壁も、素敵。(この階以外の部屋は、普通の壁でした。)
もちろん、どの部屋もドアにガラスがはめられ、通路から内が見えるようになっている。
こういった環強で仕事するのと、
日本の様に広い部屋にぎゅうぎゅう詰めで仕事するのでは、
かかるストレスもだいぶ違うだろうなぁ。
スウェーデンの面積は、日本の約1.2倍。
人口は、日本の約7%。
この人口密度だからこそ、一人一部屋を成せるのかもしれない。
ミーティング室。
日本の公務員の職場は、「お金をかけるな」と非難を受け、良くない環境になりがち。
質の良い職場環境は、やはり大事だと思う。
公共の職場は、他の職場の見本となるくらいが良い。
2009年10月25日日曜日
2009年10月15日木曜日
自転車バロメーター
今秋から、市内に自転車バロメーター(Cykelbarometrar)と空気ポンプ(Luftpump)が設置された。
バロメーターは、自転車の通過数を一日、年間、年推移で計測していく。
場所は、街中心部とウメオ大学と学生が多く住む住宅地を結ぶ遊歩道の2カ所。
空気ポンプはさらに2カ所。
ウメオでは、数年前から「持続可能な開発」として、
自転車プログラム(nytt cykeltrafikprogram)に取り組み始めた。
バロメーターと空気ポンプの設置はこのプログラムの一環で、
自転車の利用しやすさと安全性を向上させるために決定された。
設置の最大の目的は、自転車利用が交通の明確な選択肢になる、ということ。
自転車通過数の測定は、統計を取ったり、自治体に自転車交通の価値を示すため、だけではないそうだ。
さらに強調されている事は、自転車利用者(Cyklist)にとって、楽しい「魅力」(en rolig "attraktion")となる事。
つまり、自転車数をリアルタイムで見、自転車利用者が面白く感じる、という仕組み。
空気ポンプに関しては、ベビーカーや車いすへの利用も明示されている点も興味深い。
ウメオの中心街では、現在、通行量の22%が自転車。
今後、ますます増えていきそうだ。
この自転車に対する取り組みは、他の地域でも行われているようだ。
バロメーターは、自転車の通過数を一日、年間、年推移で計測していく。
場所は、街中心部とウメオ大学と学生が多く住む住宅地を結ぶ遊歩道の2カ所。
空気ポンプはさらに2カ所。
ウメオでは、数年前から「持続可能な開発」として、
自転車プログラム(nytt cykeltrafikprogram)に取り組み始めた。
バロメーターと空気ポンプの設置はこのプログラムの一環で、
自転車の利用しやすさと安全性を向上させるために決定された。
設置の最大の目的は、自転車利用が交通の明確な選択肢になる、ということ。
自転車通過数の測定は、統計を取ったり、自治体に自転車交通の価値を示すため、だけではないそうだ。
さらに強調されている事は、自転車利用者(Cyklist)にとって、楽しい「魅力」(en rolig "attraktion")となる事。
つまり、自転車数をリアルタイムで見、自転車利用者が面白く感じる、という仕組み。
空気ポンプに関しては、ベビーカーや車いすへの利用も明示されている点も興味深い。
ウメオの中心街では、現在、通行量の22%が自転車。
今後、ますます増えていきそうだ。
この自転車に対する取り組みは、他の地域でも行われているようだ。
2009年10月7日水曜日
秋
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