2010年1月25日月曜日

シュタイナー幼稚園 1 外観

ウメオにも、シュタイナー教育を行っている学校がある。
そのうちの幼稚園、Waldorf förskolanを見学した。

ここで。
シュタイナー教育における「生まれてから7歳まで」の在り方についての一般的な考えは、以下。
・幼稚園は年齢タテ割りで、知育をしない
・子どもはまだお母さんのお腹の中にいるような気分で生きているため、部屋も子宮の中を思わせる淡いサーモンピンク色に仕上げ、透きとおったカーテンで直射日光をさえぎり、夢の中のような雰囲気を保つ。
・子どもはこの時期には、理屈ではなく、模倣から物事を身につけて成長するので、静かで、優しく、生き生きしたよい人間関係リズムのある生活よい環境を与える。
・この年齢の子どもの生活半径は家庭にあるので、幼稚園も家庭的な雰囲気を作り、教師はお母さんやお父さんのような雰囲気で子どもに接する。
・幼稚園では教師は脇役。


スウェーデンでは、プライベートの学校であっても、その運営費はコミューン(市)から得られる。
Waldorf förskolanもコミューンから運営費を得ているが、
上に述べたように、一般的な幼稚園とは方針も環境も異なっている。

Waldorf förskolanはウメオに数個ある。
そのうち1校はコミューンにより提供された校舎を使い、他校は民家を親らが共同購入。
(今回はコミューンにより提供された幼稚園を中心に紹介します。)

建物自体は、コミューンにより提供されるため、一般の幼稚園と同様の作り。
でも、外壁色は、青紫。
驚いた。

他のWaldorf förskolanは、民家を買い取ったため、まさしく家。

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