2010年6月13日日曜日

スウェーデン語学校 2

〜スウェーデン語学校 1 の続き〜

Sfi(移民のためのスウェーデン語学校)は、
無料で学べ、1年程で日常会話はなんとなく出来るようになるのだから、
良い学校、良いシステムだとつくづく思う。

けれど、唯一気になっている点。
それは、室内環境の質の低さ
室内環境の良いスウェーデンだからこそ、気になる。
(以前の書いた市庁舎大学学校と見比べてみて下さい。)

廊下。
決して明るい雰囲気ではない。
照明にも工夫がない。
右側には教室やトイレ、左側にはロッカー。

生徒のFika(お茶)ルーム。
この部屋は、中2階にあり、窓がない
壁もコンクリートにペンキを塗っただけ。
照明も家具も、飾りも、あまりに味気ない


先生の部屋。
生徒のFikaルームに比べて、ずっと快適そう
(各先生は、担当教室に授業用品を置いており、この部屋では休憩がメイン)
家具もより良いものだし、雰囲気良く配置してある。
絵や植物も飾ってある。

生徒のFikaルームと、先生のFikaルーム。
この質の違いはなんだろう、と思う。

Sfiに、お金があまりない事は想像できる。
あれこれ室内環境にお金をかける余裕はないのかもしれない。
でも。
「移民にも、スウェーデン人と同等の生活を提供するスウェーデン」のはずが…
なんとなく、ギャップを感じてしまう。

もしくは、
スウェーデンの施設の、室内環境の良さは、
使い手のインテリアへの、センスや気配りによるのかもしれない。
先生のFikaルームは、スウェーデンの、職場環境も快適になるように
手を加える文化
によって、質が高められ、
生徒のFikaルームは、「施設だから」と誰も手をかけないから、
味気ない
のかも。

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