2010年6月21日月曜日

高校卒業式 3

〜高校卒業式 12の続き〜

卒業生を乗せたトラクターが向かった先は、中心街
ここで、他校の卒業生(トラクター)と合流
中心街にある、300m程の長さの道路を回遊する。
20台を超えるトラクターが練り行く姿は、壮観。

卒業生の盛り上がりも絶頂。
大音量の音楽に、歌、ホイッスル、叫び声…
音楽に合わせ飛び跳ねる卒業生、揺れるトラクター。
かなり、うるさい。
歩道を行き交う人々が、観客。

ウメオで最も、活気のある祭りかも。
ウメオであるお祭りは、ゆるりとしている。(参照:夏至祭
今回のパレードは、日本の祭りに似た活気を感じた。


トラクターは、1時間程回遊し、
気が済んだクラスから、降りて解散。

ここでようやく、家族は再会。


卒業生はものすごく楽しそうで良かったが、
家族は何だったんだろう…と思う。

式典から出て来た我が子を迎え、30分後には、トラクターを見送る。
中心街では、はしゃぐ我が子を見守る。
しみじみと子の成長と巣立ちを思う、なんて出来なさそうだ。


解散した卒業生は、夕方再度集まり、パーティをする。


私は高校卒業式の記憶がほとんどない。
式典後、クラスでお菓子を食べ、写真を撮ったな、くらい。
あの時、開放感はあっただろうか?
大人になった喜びはあっただろうか?
(私が、精神的に幼かったからかもしれないけど…)

2カ国の卒業生の様子の違いは、
卒業を期に自立して行くかどうかを、反映しているように思う。

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