2010年10月29日金曜日

雪が積もったら

雪が降り積もった。
(記事は先週末の話で、今週の雨により雪は溶けつつあります。)

公道から家に続く道は、誰も踏んでいないまっさらの道。

家のデッキからの眺め。


冬が来て外で過ごしにくくなった事に私はがっかりしていたけれど、
雪が降ると一気に外遊びが楽しくなる。

週末は家裏の森でそり遊び。
そり遊びやクロスカントリーのことを考えると、わくわくしてくる。

雪とサウナ。絵になる景色だけれど、
家とサウナの間の10m程の道のりがとにかく寒い。
素っ裸で駆け込む。
サウナで熱くなった子どもたちは雪を触って食べて一休み。


10月終わりにもなると夜はすっかり暗くなり、月夜がきれい。

2010年10月24日日曜日

友人のサマーハウス 1

友人のご両親のサマーハウスを訪ねた。
場所はウメオより100km程北にあるSkellefteåという市。
夫妻は雪の降る時期は市の中心地区にあるアパートに、
それ以外の時期は中心地区から車で20分程のところにあるサマーハウスで暮している。

このサマーハウスでは近隣と共同利用の井戸から水を引いているのだが、
冬には管内の水が凍結してしまうためここに住めない。
近い将来には中心地区からの水道管が通るため、
その後はアパートは売り一年を通してサマーハウスに住むそうだ。
I visited parents of our friend, living in the summer house in Skellefteå, ca. 100km north from Umea. The house locates in a very quiet place and faces to the sea. The owners love this house and wish to live there all year round. However, since the fresh waster, supplied from the shared well, freezes, they have to stay in a small apartment in the center of the city during winter. When the new water supply system set up, which will be done in near future, they will sell thier apartment and stay in the summer house all year around.

(写真は、昨秋のものと今夏のものが混じっています。
 紅葉・雨の景色は昨秋のものです。
The photos are from 2009 and 2010.)

家は10×8㎡程、庭は30×40㎡程の広さ。
写真奥は海。
The main house is not big, ca. 10 x 8 m including all the rooms. The garden is about 30 x 40 m and connects to the sea.

2010年10月20日水曜日

満天の星 Skyful of stars

ウメオ郊外のこの家からは星がよく見える。
Staying in a countryside, I can see thousands of stars all over the sky.

あまりに綺麗だったので、
家の傍にある岩盤に羊の毛皮とマットを敷き寝転んだ。
広い空に輝く星、時には流れ星。
木々はざわめき、冷たい風が頬をなでる。
On the huge rock beside the house, I set up a small bed with sheepskins and cushions. I lay down on the bed and saw stars. Cold wind sometimes blew on my face. I enjoyed the silence and shooting stars in the darkness.

2010年10月15日金曜日

初雪

初雪 2010.10.14

2週間前には紅葉真っ盛りだったのに。
秋は輝きはほんとうに一瞬。
紅葉の終わりをしみじみと思っているところに、不意を衝くように雪が降る。

2010年10月14日木曜日

ある大工の家 3 周辺環境

ある大工の家12 の続き〜

家と庭を楽しんだ後、ボートで小さな無人島に渡った。
ボートは庭から出航。(正確には近所に住む彼のお母さんの庭から)

対岸の風景。
海沿いや湖沿いにはこんな風に小さな家が並んでいる。
多くの家は水辺ぎりぎりまで庭にし、水辺と反対側に森を背負うようにして立っている。

小島まではモーターボートで10分程。
目の前で鳥たちが海に浮かび大空を翔いている。
太陽や風そして生物たちが暮らす様を全身で感じていると、心が解き放たれてゆく。

島は、普段見かけない植物がで覆われ岩盤である地面のくぼみに水が溜まり、
独特の景観を成している。
太陽の光が海や水たまりに反射して辺り一面を照らすため、島全体が輝いている。



軽い食事をし、島を散歩し、海を眺めながら話をする。
こうした暮らしは彼ら家族にとっては日常のこと。

今回の訪問で私は、この家族の家族の暮らし方やその環境に感動した。
こんなに気持ちのよい場所で毎日過ごしているなんて、と。
けれど、こうした暮らしはこの家族だけに特別な事ではない。
スウェーデンのボツニア湾沿いや湖沿いには、小さな家が立ち並ぶ。

続く…

2010年10月9日土曜日

移住

ひょんなことから、森の中で暮らすことになりました。

2週間が経ちます。

この家に暮らしています。
→参照:森の家 123

この家の持ち主の方が旅に出られている数ヶ月間、
家と畑の維持管理と飼い猫の世話付きで家を借りることになったのです。


家を借りてからの2週間は畑仕事やきのこ・ベリー採りに大忙し。
北スウェーデンでは野菜・果物は、8月末にようやく収穫できるようになり、9月末には一気に冷え出すためそれまでに収穫を終えなければならない。
一ヶ月間だけの短い収穫期。楽しく忙しい9月。
 ハーブは乾燥。
 家の周りの森でクラウベリーを採ってジュースに。


私は、日本に帰ったら田舎に住もう!と考えているほど田舎暮らしに憧れているけれど、
実際はなかなか大変だと、いま実感しつつある。


今住んでいるのはウメオ中心地から車で30分程のところ。

暖炉とエアコンで暖をとっている。
(この家には電気による輻射暖房器具はあるけれど、電気代が高いため使わないようにしている)
家の中がとにかく寒い。
ウメオ中心地区なら年間を通して室内温度が一定に保たれており、常に快適なのに。
(参照:温水パイプ暖房 12

そして、朝夕40分ずつ通勤通園に取られると生活がぐっと忙しくなった。
我が家からだと通勤通園は歩いて10分なのに。

これでもきっと、日本の田舎暮らしよりずっと楽だろう。

中心地に住む便利さ・田舎に住む気持ち良さ…。
この数ヶ月を通して体感してみようと思う。

2010年10月7日木曜日

ある大工の家 2 庭

続いて、庭。

これは何でしょう?
プライベートパブです!
この大工さんは缶の収集が趣味で、それらの缶を内壁に。
缶はマグネットやボンドで壁に貼付けられている。

きらきらとカラフルに光り、綺麗うえに格好いい。

パブ内カウンター。


枝を活かしたグラス掛け。
彼は枝でフックやドアのとってを多く作っていて、どれも味わいがあり素敵。


サウナ(左)とシャワー室(右)。


サウナ室内。


シャーワー室。
サウナ室内にもシャワー室扉にも皮を剥いだ丸太が使われ、良いアクセントになっている。

現在は使っていないが、露天風呂も。


BBQ台。


薫製用かまど。
















海を眺めながら、お酒を飲み・サウナに入り・BBQをする。

さっと海に出て獲って来た魚を薫製にする。
気持ち良さにため息が出るような暮らし。