資材置き場として使われて固くなっていた土も天地返し・施肥・耕耘を経て、植物を育む環境が整った。
そしてついに 花の種を撒く。
今回撒くのは、60種類以上の草花。
約1200㎡の広い土地に立ち、ぱらぱらと種を撒き歩いていると、
まるでミレーやゴッホの「種を撒く人」のような気持ちになってくる。
雑草すら少なかった土地に命を撒いている事に幸せを感じ、
そして この場所がどんな風になっていくのかを想像するだけで希望がわき出してくる。
今回の花畑化を、私の師匠は「大地に色を付ける」と言う。
そして、「季節を経て年を経て、変わりゆく見え方を楽しめるように」と。
(師匠のHPは、こちら。)種を撒いてから10日程すると 芽が出て来た。
奥に見える大山に向けて 花畑の真ん中を抜ける クローバーの道。
(大山:丹沢の山々とともに丹沢大山国立公園に属し、この辺りに住む人たちにとって思い入れのある山。)
1ヶ月経った今。
日々植物が育っていく様が愛おしく、元気づけられる。